オホーツク沿岸は、日本のどこにも見られない流氷文化圏です。千島列島を望む根室半島からサハリン(樺太)を望む宗谷岬までの延々約550キロメートル、北海道の中でも独特な自然を誇っているオホーツク圏ですが、その風土は実に多くの優れた文学作品によって見事に捉えられており、かけがいのない精神文化の遺産になっています。 オホーツク文学碑公園の散策路に一歩足を踏み入れると、納沙布岬から宗谷岬までのオホーツク文学の旅に浸ることができます。