我が国の少子化は急速に進行し、女性の社会進出に伴う3歳未満児の保育ニーズの増大、核家族化や地域コミュニティーの希薄化により子育てに不安を抱える保護者の増加など、子育てをめぐる地域や家庭の状況が変化している中、結婚や出産、子育てに関する一人ひとりの希望がかなう社会の実現に向けて、引き続き社会全体で子ども・子育て支援を推進していくことが求められています。
また、貧困状態にある家庭の経済状況が子どもの学力や進学、就労に影響し、結果として貧困が世代を越えて連鎖してしまうことが問題となっており、子どもの貧困対策に取り組むことが急務となっています。
『第二期遠軽町子ども・子育て支援事業計画』は、近年の社会潮流や遠軽町の子どもを取り巻く現状、また、第一期計画の進捗状況を踏まえ、今後の幼児期の教育・保育や地域子ども・子育て支援事業を計画的に確保すること、子どもの健やかな育ちと子育てを社会全体で支援する環境を整備することを目的に策定するものです。
令和2年度~令和6年度(5か年)
「第二期遠軽町子ども・子育て支援事業計画」の策定にあたり、令和元年度に延べ3回、遠軽町子ども・子育て会議を開催し、ご意見をお聞きしました。
「第二期遠軽町子ども・子育て支援事業計画」を策定するにあたり、子育て家庭の生活実態やご意見、ご要望をお聞きするため、平成30年11月に子ども・子育て支援に関するニーズ調査を実施しました。