文部科学省では、平成２５年１１月に策定された「インフラ長寿命化基本計画」（インフラ⽼朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会議決定）において、各インフラの管理者及び当該インフラを所管する国や地方公共団体の各機関は、インフラの維持管理・更新等を着実に推進するための中期的な取組の方向性を明らかにする計画として、「インフラ長寿命化計画（行動計画）」を策定することとされました。遠軽町は、このことを踏まえ、域内のインフラ全体における整備の基本的な方針として平成２８年１月に「遠軽町公共施設等総合管理計画」を策定しました。
さらに、各地方公共団体は、公共施設等総合管理計画に基づき、個別施設毎の具体の対応方針を定める計画として、令和２年頃までに個別施設毎の長寿命化計画（個別施設計画）を策定することとされました。
これを受け、遠軽町の学校施設及び社会教育施設について、現状の把握分析に基づき、今後の維持保全の方向性を検討するため、現況調査を行ったうえで施設の実態把握及び課題の整理、今後のあるべき方向性を検討し、中長期的な維持管理等に係るトータルコストの縮減及び予算の平準化を図りつつ、学校施設及び社会教育施設に求められる機能・性能を確保することを目的とした「遠軽町学校施設長寿命化計画」「遠軽町社会教育施設長寿命化計画」を令和２年３月に策定しました。
