町に縁のある人がステージ上で遠軽町を紹介しました
10月2日、遠軽町芸術文化交流プラザ・メトロプラザ大ホールにて、「遠軽町合併20周年記念式典・講演会」が開催されました。
記念式典では、映像で合併に至るまでの経緯と町づくりの成果を振り返るとともに、メトロプラザや家庭学校、道の駅や農業など、町に縁のある人がステージに上がり、遠軽町の紹介を行いました。
来賓による祝辞や祝電が披露される中、佐々木修一遠軽町長は「20年前、それぞれ厳しい財政状況におかれていたなか、4つの町村が合併し、新遠軽町が誕生しました。現在、財政は危機的な状況を脱し、芸術文化交流プラザや新庁舎などの前向きな投資をできる状況になりました。今後遠軽町がさらなるワンチームとなれるよう、本日は本町の合併が地域にどのような効果をもたらしたのかを改めて振り返るとともに、人口減少社会においてどのように地域を守っていくか、皆様と考える機会としたいと存じます」と挨拶しました。
また、「新カントリーサイン発表」が行われ、町内外から205点の応募があったなか、選考委員会による選考の結果、旭川市の万才光恵(ばんざいみつえ)さんがデザインしたものに決定しました。
新しいカントリーサインは、コスモス畑の上に瞰望岩と木でつくられたSL、黒曜石がデザインされたもので、今後遠軽町のカントリーサインとして9か所に設置されます。
その後行われた講演会では、「合併20年の遠軽町とこれからのまちづくり」をテーマに、総務省地方財政審議会会長の小西砂千夫氏、総務省自治財政局財務調査課長の藤原俊之氏、北海道大学公共政策大学院教授の今井太志氏の3人を講師に迎え、地方行財政の現状や遠軽町の合併後の財政運営について分かりやすく説明され、今後の遠軽町に向けて大変有意義な時間となりました。
「新カントリーサイン発表」をデザインした万才光恵さん(右)
総務省地方財政審議会会長の小西砂千夫氏