6月11日、遠軽高校(尾形友秀校長)定時制課程で1日防災学校が行われました。
これは防災意識の啓発を図ることなどを目的として毎年開催しているもので、今年のテーマは「歯科衛生士の仕事と災害時の口腔ケア」です。
講師として招かれた栗原学園歯科衛生士科の歯科衛生士である椎名美貴さんは、さまざまな医療現場で歯科衛生士が活躍していることを紹介し、健康でいるために口腔ケアが重要であることを説明。
その上で、効果的な歯磨き方法や水が限られている災害時に有効な歯の手入れなどについて話していました。
椎名さんは「遠軽地域には歯科衛生士が不足しているから仕事や歯のことをもっと知ってほしいし、講話を通して災害時に何ができるかを考えるきっかけにしてほしい」と語っていました。
映像を流して歯科衛生士の仕事を紹介
歯面研磨の疑似体験。実際に医療現場で使われる器具で歯の模型の汚れを落とす生徒