トラックから降ろされた直後の乳牛。どこか落ち着かない様子
5月21日と22日にかけて、町内の公共牧場で入牧が行われました。
今年は遠軽、生田原地域の公共牧場に町内の各牧場から集められた乳牛358頭を放牧します。このうち230頭が、21日にトラックで見晴牧場へ運ばれました。
えんゆう農業協同組合職員や町職員、牧場を管理している牧夫たちにより管理番号の確認や消毒などが行われた後、牛たちは牧草地に放たれました。
初めての環境に興奮気味で走り出す牛もいれば、なかなか進まない牛もいましたが、しばらくすると草を食べたり、ゆったりと歩き回ったりしていました。
なお、見晴牧場での共同放牧は10月下旬頃までの約5カ月間です。この期間内で牛たちに受精をさせ、牛乳が出る状態にすると同時に、広い土地に放牧することで牛たちの足腰を強化して健康増進を図ります。
酪農家のもとに帰るときには、一回り大きく立派な姿に成長しているでしょう。