雪が降る中、白煙を上げながら走る「雨宮21号」
4月29日、丸瀬布森林公園いこいの森の今期営業を開始しました。
この日は、季節外れの雪が舞う中、関係者など約50人が集まり、雨宮21号格納庫内で開園式が行われました。
開園式では、佐々木修一遠軽町長が「遠軽町も合併して20年。いこいの森も台風による被害がありましたが、ここまでやってこれました。今後も更なる来場者増を期待しています」とあいさつを述べた後、佐々木町長、能正直樹一般社団法人えんがる町観光協会副会長、佐野由輝網走西武森林管理署署長によるテープカットが行われました。
開園式に続き、丸瀬布郷土史研究会(涌島正成会長)主催による森林鉄道蒸気機関車・雨宮21号の出庫式が行われ、無事故無災害を祈願しました。
第1便は、昭和3年武利意森林鉄道に配置された当初の車番である「19」を冠し、今シーズンの幕開けを待ちわびていたかのように白煙を上げながら力強く走り出しました。
今年度も、雨宮21号とともにいこいの森への皆様のお越しをお待ちしております。
テープカットの様子(佐野署長(左)、佐々木町長(真ん中)、能正副会長(右))
令和7年4月30日:季節外れの積雪の中を走る「雨宮21号」