12月27日、東大阪市花園ラグビー場で、遠軽高校ラグビー部が第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会の1回戦を戦いました。
対戦相手は、3戦連続11度目の出場となる群馬県代表の明和県央高校。突破力と走力を誇るフォワードが強みの相手に前半から押され、7対75で敗戦となりました。しかし、2年連続出場した花園の舞台で昨年奪えなかったトライを決めるなど、成長した姿を応援してくれた町民の皆さんに見せてくれました。
同時刻で遠軽町芸術文化交流プラザで行われたパブリックビューイングでは、地元の中高生やラグビースクールに通う生徒など約200人の町民が来場し、皆で声を合わせて応援しました。
試合を終え、石崎比呂主将は「後輩たちは来年こんな悔しい思いをしてほしくない。日々の練習を頑張って、1勝を達成してほしい」と後輩に向けてエールを送り、トライを決めた上村寛大選手は「合宿中コーチが提案してくれたサインプレーでトライをとることができました。シミュレーション通りのプレーでした」と振り返っていました。
石崎真悟監督は「全国の壁は想像以上だったが、選手たちはベストゲームをしようと頑張り、力を出し切ろうとする成長した姿を見ることができました。選手たちの頑張っている姿で、応援してくれている町民の皆さんに勇気と感動を与えられたと思います」と話していました。