7月6日、遠軽町芸術文化交流プラザで、瞰望大学講義『「源氏物語」の朗読』が行われました。
これは、北海道文学館が、文学館へ足を運ぶ機会の少ない地域住民を対象に、地域の文学振興に寄与することを目的として実施している出前講座を利用したもので、朗読の堀きよ美さんと琵琶奏者の黒田拓さんを迎えて実施しました。
参加した生徒たちは、声の強弱や感情のこもった声、琵琶や鈴の音色が一体となった源氏物語の世界に引き込まれ、また朗読後には黒田さんから説明を受けながら演奏する琵琶の体験も行われるなど、盛りだくさんの時間となりました。
最後に大学生代表からお礼の品をもらった2人は、「こんなに素晴らしい環境で朗読出来て幸せで、心に残る町となりました」「素晴らしいホールなので、また演奏しに来たい」と話していました。