2月29日、遠軽町芸術文化交流プラザで、令和5年度遠軽町災害対策本部図上訓練が行われました。
これは、災害が起きた際の対応や関係機関との連携について検討し、災害対応能力の向上を図ることを目的として実施されたもので、陸上自衛隊第25普通科連隊や網走開発建設部遠軽開発事務所などの関係機関が参加して実施されました。
この日、大雨による災害を想定した訓練では、水害発生リスクの高い地域の認識をスライドを用いて共有するとともに、コントローラー部が災害による被害の状況を把握し、各対策部や関係機関に報告、通報、調整などを行い対応要領を決定する訓練が行われていました。
訓練終了後の意見交換では、関係機関から今回の訓練で学んだことや、「もっとスムーズに報告や連絡ができたんじゃないか」「限定的な被害を想定したブラインド型の訓練を参考に今後に役立てていきたい」などの問題点や意見、感想などが述べられ、今後の対策のために話し合っていました。