2月15日、町教育委員会で「北海道白滝遺跡群出土品」の国宝指定書伝達式が行われました。
国宝となった同出土品は、後期旧石器時代(約3万年から1万5千年前)の黒曜石製石器類で、石器1,514点、接合資料451点。日本最古の国宝として指定されました。
この日、町文化財保護審議会委員などが見守る中で、オホーツク教育局の高橋和孝次長から国宝指定書の伝達を受けた佐々木修一遠軽町長は喜びの言葉とともに「黒曜石については、旧白滝村から皆さんが大切に守ってきたものであり、国宝となった黒曜石の価値を日本中に広げ、地域振興にどのように結び付けていくかをさまざまな角度から検証して進めていきたいです」と話していました。