遠軽町

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まちの話題黒曜石は地域の宝~第24弾GeoCafe

北海道白滝遺跡群出土品について説明する長沼孝氏

 1月30日、遠軽町芸術文化交流プラザで、第24弾GeoCafeが開催されました。
 今回は、地元の方々に国宝となった北海道白滝遺跡群出土品について知ってもらおうと、公益財団法人北海道埋蔵文化財センター理事長の長沼孝氏を講師に迎え、「白滝遺跡群出土品 国宝指定へのあゆみ」をテーマに講演が行われました。
 約40人が参加した講演では、平成7年から旭川紋別自動車道路建設工事に伴う白滝遺跡群の発掘調査が始まり、調査や整理などで延べ約16万人がかかわっていたことや、道路建設予定地での遺跡出土が多かったことからルートが変更されたことなど、20年間の長期にわたる調査・整理を経て国宝指定となった経緯をスライドを交えて説明していました。
 最後に長沼氏は、国宝は世界文化の見地から価値の高いものであり、黒曜石を地域の宝として「石育」など地域に根差した取り組みを行っていくことが重要であると参加者に訴えかけていました。

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電話:0158-42-4818、FAX:0158-42-3688