12月28日、東大阪市花園ラグビー場で、遠軽高校ラグビー部が第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会の1回戦に挑みました。
対戦相手は、徳島県立城東高校。前半から相手の素早いパスを繋ぎながらのアタックで先制トライを許すと、その後も早い展開力で攻められ、0対45で敗戦となりました。
遠軽はトライまであと一歩のところまで攻め込む場面もありましたが、城東高校の硬い守りに阻まれ、目標としていた花園1勝には届かず、涙を飲む結果となりました。
同時刻に遠軽町芸術文化交流プラザで行われたパブリックビューイングには、約250人が来場し、選手たちの奮闘を見守り、チャンスのたびに大きな歓声が沸き起こっていました。
試合を終え、斉藤歩夢主将は「圧倒されて思うようなプレーができませんでした。負けてしまいましたが、花園の舞台は最高に楽しかったです」と、現地で観戦した遠軽ラグビースクールの佐藤満輝君は「遠軽高校のプレーに感動しました。とてもかっこ良かった。僕も来年遠高ラグビー部に入って花園に来たいです」と話していました。
また、石崎真悟監督は「結果は敗退となりましたが、多くの皆さんのおかげで、選手たちが花園の舞台で持てる力を出し切ってくれたと思っています。遠軽高校ラグビー部にご協力いただいた皆さん、そして応援していただいた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。