12月5日と6日の2日間、38年ぶり2度目の日本一に輝いた阪神タイガースの岩崎優投手と球団スタッフの小宮山慎二さんが遠軽町にやってきました。
岩崎投手は、かつて国士舘大学硬式野球部時代に遠軽町で夏合宿を行っていたことがあり、今シーズンは阪神の守護神として活躍し、自身初タイトルとなるセ・リーグのセーブ王、日本シリーズでは胴上げ投手となるなど、日本一に貢献しました。
また、毎年遠軽町で夏合宿を行っている横浜隼人高校硬式野球部OBの小宮山さんは、元阪神の捕手で、現在は球団スタッフとして選手たちのサポートを行っています。
5日には、佐々木修一遠軽町長の下を訪問し、日本一とセーブ王について報告。2020東京オリンピックの野球で優勝した際の金メダルも持参し、遠軽での夏合宿や日本シリーズ、オリンピックの話題で盛り上がりを見せていました。
その後、町内の中学校野球部や少年野球チームを訪問して選手たちを激励したほか、写真撮影会&サイン会では、町内外から約300人が訪れ、岩崎投手は笑顔でサインや撮影に応じていました。
翌6日には、学生時代に汗を流したえんがる球場に立ち寄ったほか、北海道家庭学校へ訪問し、子どもたちからの質問攻めにも、冗談を交えながら笑顔で答えていました。
遠軽町での2日間を終えて岩崎投手は「10年以上ぶりに遠軽に来て、当時を思い出して懐かしい気持ちになりました。自分は、学生の頃にプロ野球選手に会うことがなかったので、どういった人がプロ野球選手になっているのかわかりませんでした。こうやって小学生や中学生のうちに会うことができれば、イメージができたりするので、頑張ってもらいたいですね」と話していました。