11月12日、遠軽町芸術文化交流プラザで遠軽町スポーツ協会創立70周年記念式典が開催されました。
同協会は、昭和27年に遠軽町体育連盟として発足し、住民の健康促進と明るい豊かな地域社会づくりに寄与することを目的に活動しており、平成30年に特定非営利活動法人遠軽町スポーツ協会に名称を変更し、今年で70周年を迎えました。
約110人の関係者が集まった記念式典では、同協会の佐渡淳道会長が「19の施設の管理、運営をしっかり行い、遠軽町の体育スポーツの発展や社会の創生を進めていくことを誓います」と式辞を述べたあと、事業報告として同協会の生出竜也専務理事から過去10年のあゆみをスライドを用いて紹介されました。
また、式典終了後には、元北海道知事で遠軽町名誉町民である堀達也氏と、元格闘家で平成武師道総長の佐竹雅昭氏を講師に迎えて講演が行われました。
堀氏の講演では、同協会が発足した昭和27年頃の遠軽町についての思い出を振り返るとともに、吹奏楽やラグビーなどの遠軽高校の躍進について「町をはじめ地域のさまざまな支援は素晴らしく心強いです」とたたえ、佐竹氏の講演では、武道が嫌いだった少年時代や自身の経験を踏まえて「若いうちはたくさん経験することが大事」と伝えていました。