１０月２５日、遠軽町芸術文化交流プラザで第６０回市民公開講座が開催されました。
　この日は「みんなで学ぼうおなかの病気」をテーマに旭川医科大学の横尾英樹教授と、遠軽厚生病院の浅井慶子主任部長が講師となり、肝臓と大腸の病気について講演が行われました。
　横尾教授は、肝臓の働きや周囲臓器との関係、肝臓の病気などについて説明を行い、肥満や脂肪肝が増加傾向にあることに触れ「適度な運動と塩分を控えるよう注意しましょう」と話していました。
　また、浅井主任部長は大腸がんについて講演を行い「大腸がんはアルコールや喫煙、肥満などが原因で発生する危険性が高まります。初期症状がほとんどなく気付きにくいので、定期的に検診を受けましょう」と参加者へ呼び掛けていました。
　講演を聞いた参加者たちは「肥満はいろいろな病気の原因なんですね。注意します」「食べ過ぎに注意しながらもっと運動をしようと思います」などと話していました。