10月21日、遠軽町郷土館で、第4回遠軽町郷土館町民講座が行われました。
これは、遠軽と湧別地域の歴史や風土などをテーマとして開催しているもので、今年は全6回予定されており、今回は、湧別屯田兵村と学田開拓をテーマに行われました。
この日は、午前と午後の2回講座が行われ、講師の杉山俊明社会教育指導員が作成した資料を基に説明が行われました。
講座の中では、最後の屯田兵といわれる阿部四郎氏と三浦清助氏のインタビューを録音した音声が披露され、参加者たちは屯田兵志願の動機や生活環境などが語られる生の声に聞き入っていました。
講座を終え参加者は「屯田兵としてこの地域に来た人たちは大変な生活を送っていたんですね。勉強になりました」と話していました。