７月３日から６日までの４日間、遠軽町芸術文化交流プラザで、国際黒曜石会議（ＩＯＣ）遠軽大会２０２３が開催されています。
　この会議は、黒曜石に関する国際学術会議としては最大規模のもので、これまでに２０１６年にイタリア、２０１９年にハンガリー、２０２１年にはアメリカで開催され、アジアでは本町での開催が初めてとなります。
　リモートも含めて２０か国約１１０人が参加する本会議の開会行事で、佐々木修一遠軽町長は歓迎の言葉を述べるとともに「この遠軽町の地域資源と今大会の活発な意見交換による成果が、世界の黒曜石研究のより一層の発展やジオパークの目指す持続可能な地域社会の実現に貢献することを期待しています」とあいさつしていました。
　長崎大学の隅田祥光准教授の基調講演で始まった本会議では、研究者による口頭発表やポスターセッションのほか、黒曜石産地「赤石山」への巡検などが行われる予定です。