こども家庭庁では、10月1日から10月31日までを「里親月間」と制定し、里親の登録促進、里親の養育技術の向上等の強化を図っています。
「里親」とは、様々な事情により家庭で暮らせなくなった子どもたちを、自分の家庭に迎え入れて、愛情とまごころをこめて養育してくださる方のことをいいます。
児童相談所では、「虐待」「傷病」「離婚」など様々な理由により家庭で生活できない子どもの相談があとを絶ちません。現在、オホーツク管内には約55組の里親さんがおり、約30名の子どもたちが里親家庭で生活しています。
里親は、特別な方だけがなれるイメージをお持ちの方もいるようですが、特別な資格などは必要ではなく、実際にはどこにでもいる普通のご家庭のお父さん、お母さんたちです。
里親には次の4つの種類があり、「養子縁組をしたい」、「祖父母が孫を育てている」など事情に応じた区分もあります。
オホーツク管内では、子どもの年齢や里親さんとの相性なども考慮して委託先を決めるため、管内各地に里親さんが増えていくことが望まれます。
是非、里親として登録いただき、家庭に恵まれない子どもたちの養育を担っていただければと思います。
里親を希望される方、里親制度についてもう少し知りたい方は、担当者からご説明させていただきます。また、町内会やサークル活動のお仲間で里親制度のことを聞いてみたいという場合も、担当者がお伺いしてお話しさせていただくことも可能ですので、お気軽にご連絡ください。
問い合わせ:北海道北見児童相談所
住所:北見市東陵町36番地3
電話:0157-24-3498