近年、リチウムイオン電池等を家庭ごみとして排出したり、中身が残ったままのガスボンベが捨てられたことを原因とした、ごみ処理施設やごみ収集車での発火事例や火災が全国的に多発しています。
ごみ処理施設やごみ収集車で火災等が発生すると、ごみの処理能力が低下し、ご家庭のごみが収集できなくなるおそれもあります。
正しいごみの分別により一層ご協力いただきますよう、ご協力お願いいたします。
これは令和6年1月23日、遠軽町のごみ処理施設において、収集した燃やさないごみから発火した際の写真です。発火したごみの中から、リチウムイオン電池が見つかりました。
リチウムイオン電池は、スマートフォン・タブレット・加熱式たばこ・電子たばこ・モバイルバッテリーなど、多くの充電式の家電製品に使われています。サイクル寿命が長いなどの利点がある一方で、エネルギー密度の高い液体が充填されているため、過度な圧力が加わると発火する危険性があり、大変危険です。
電池が入ったものやバッテリーがついたものを捨てる際は、必ず取り外してください。なお、乾電池は回収BOXや役場窓口で回収しています。
< 以下のものは最寄りの回収BOXへ >
★ 乾電池 → 最寄の回収BOX
( 役場、げんき21、メトロプラザ、総合体育館、郷土館、図書館、
遠軽コミュニティセンター、生田原・丸瀬布・白滝各総合支所、
安国老人憩いの家、旧清里生活改善センター、丸瀬布中央公民館 )
★ 蛍光管 → 最寄の回収BOX
( 役場、げんき21、メトロプラザ、
生田原・丸瀬布・白滝各総合支所、
安国老人憩いの家、旧清里生活改善センター )
< 以下のものは、役場窓口へ >
★ リチウムイオン電池
★ ニカド電池
★ ニッケル水素電池
★ 水銀使用体温計
★ 温度計
※非純正バッテリー等はメーカーもしくは販売店にご確認ください。
※絶縁処理(ビニールテープ等による端子被覆)をしてください。
※水銀が漏れないようにお持ち込みください。
※捨て方がわからない場合は、お問い合わせください。
これは令和5年6月22日、遠軽地域でごみ収集を行っていた収集車両から火災が発生した時の様子です。
この火災は、中身が残っていたガスボンベやスプレー缶のガス抜きが不十分であったことが原因と見られています。
ガスボンベやスプレー缶をごみに出す際は、以下のことに注意してください。
★ 中身を使い切ってから出してください(中身を出す時は換気に十分注意する)。
★ 穴を空けないで出してください。
※火災の原因になりますので、必ず守りましょう。