新庁舎の建設について、基本設計業務が始まりましたので、その概要をお知らせします。
基本設計とは、平面図などを作成し、新庁舎における機能や大まかなレイアウトなどを明らかにするものです。
令和5年1月にプロポーザル選考委員会を開催し、応募のあった4者の提案の中から、久米・道設監特定委託業務共同企業体を受託候補者に選定し、契約を締結しました。
なお、基本設計は、6月中を目途に案の作成を目指しております。
新庁舎の建設位置につきましては、基本構想及び基本計画において「現庁舎の前庭」を候補地と位置づけましたが、令和4年11月に開催した町民説明会において「前庭を残してほしい」との意見もありありました。
このような意見を踏まえ、まずは、建設位置を決定するため、消防の緊急出動や周辺環境への影響など、様々な状況を想定して検討した結果、建設位置は、現庁舎の前庭とすることを決定しました。
現庁舎前庭に新庁舎を建設することで、庁舎計画の自由度が比較的高いことや、消防の出動において幹線道路への迅速な出動が可能となること、周辺の住宅への騒音が比較的少ないこと、新庁舎の日影が周辺の住宅に与える影響が少ないことなど、敷地内のほかの位置に建設するよりもメリットが大きいものと判断し決定しましたので、ご理解願います。
今後は、近接する土地の活用を含めた全体の配置計画の中で、前庭に代わる場所の検討を進めるほか、前庭の樹木等について調査を行い、植樹や活用の可能性について検討していきます。