講座を始める青木要祐さん
3月14日、遠軽町芸術文化交流プラザで第22弾GeoCafe「白滝を旅立った黒曜石」が開催されました。
これは、地域住民の方々にこの地域の大地や動植物、歴史文化について興味・関心を持ってもらおうと開催されたものです。
この日は新潟大学の青木要祐氏を講師に迎えて講座が行われ、青木氏が研究を重ねてきた白滝産黒曜石製石器の移動について、スライドを交えて紹介されました。
白滝の黒曜石が本州の遺跡から発見されていることや、黒曜石を使って容易に石器が作れることなどが紹介され、当時の人々にとって重宝された黒曜石製の石器が人とともに旅をしていたことを説明していました。
今回の講座に参加した方々は「黒曜石の原産地だけで人類の動きが分かることが面白かったです」と話していました。