式典で挨拶する佐藤正美理事長
9月8日、ホテルサンシャインで、NPO法人丸瀬布昆虫同好会(佐藤正美理事長)の創立40周年記念式典が開催されました。
同会は、昭和58年に昆虫で町おこしをしようと、谷口教高氏の呼び掛けにより結成され、これまで丸瀬布昆虫生態館の前身である「昆虫の家」をオープンさせたり、学校週5日制の受け皿として「わくわく自然体験教室」を開催したりとさまざまな活動を行ってきました。
この日は、同会会員のほか、来賓や栗山オオムラサキの会や西岡の自然を語る会のメンバーが集まり、創立40周年を祝福。式典では同会の小山信芳氏によるオオイチモンジの現状について報告が行われたほか、40年の活動を振り返るスライドなどが紹介されました。
佐藤理事長は会員18人で設立した同会の40年の活動を振り返るとともに「今は、わくわく自然体験教室に来ていた子どもたちが、お父さんやお母さんになって昆虫館に遊びに来てくれています。また、町外の学校へ出向いて移動昆虫教室を開催するなど子どもたちと一緒に昆虫の勉強をしています。我々の活動につきましてご理解をいただき、これからも昆虫同好会をよろしくお願いいたします。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べていました。