５月２３日、遠軽町芸術文化交流プラザで遠軽商工会議所（渡辺博行会頭）主催による令和５年度防衛講演会が開催されました。
　今回の講演会は、今年の３月まで統合幕僚長として活躍された山崎幸二氏を講師に招いて「我が国を取り巻く安全保障環境と自衛隊統合運用について」を演題に行われました。
　講演では、会場を埋め尽くすほどのお客さんが来場し、現在の世界情勢をもとに、北朝鮮やロシアなどの脅威に備え、最前線で防衛することになる遠軽駐屯地はさまざまなスキルアップをしないといけないことや、これからの駐屯地を維持していくためには地域住民との共存が大切なことなどについて説明が行われ、最後には「この国や地域を守っていくためには自衛隊と地域住民の協力が大切です。みんなで守っていきましょう」と呼び掛けていました。