○遠軽町職員からの苦情相談に関する規則
平成17年11月17日
公平委員会規則第5号
(公平委員会に対する苦情相談)
第2条 職員は、公平委員会に対し、文書又は口頭により苦情相談(県費負担教職員にあっては、北海道教育委員会の権限に属する事項に係るものを除く。)を行うことができる。ただし、離職した職員にあっては、離職又は法第28条の4から第28条の6までの規定に基づく採用に関する苦情相談に限るものとする。
(職員相談員)
第3条 公平委員会は、前条に規定する苦情相談の迅速かつ適切な処理を行わせるため、公平委員会の書記を、苦情相談を受けて処理する者(以下「職員相談員」という。)に指名する。
2 職員相談員は、苦情相談に関する事務を行う。
(苦情相談の処理)
第4条 職員相談員は、苦情相談を行った職員(以下「申出人」という。)に対し助言等を行うほか、関係当事者に対し、公平委員会の指揮監督の下に、指導、あっせんその他の必要な措置を行うものとする。
2 公平委員会は、申出人が苦情相談の処理の継続を求める場合において、当該苦情相談に係る問題の解決の見込みがないと認めるとき、その他苦情相談の処理を継続することが適当でないと認めるときは、当該苦情相談の処理を打ち切るものとする。
3 苦情相談に係る問題について、遠軽町不利益処分についての審査請求に関する規則(平成17年遠軽町公平委員会規則第3号)第9条の規定による受理がされたとき又は遠軽町勤務条件に関する措置の要求規則(平成17年遠軽町公平委員会規則第4号)に基づく措置の要求が受理されたときは、当該苦情相談の処理は打ち切られたものとみなす。
(調査)
第5条 職員相談員は、申出人、当該申出人の任命権者(法第6条第1項に規定する任命権者又は同条第2項の規定により権限を委任された者をいう。以下同じ。)その他の関係者に対し、必要に応じて事情聴取、照会その他の調査を行うことができる。
(記録の作成等)
第6条 職員相談員は、苦情相談ごとにその概要及び処理状況についての記録を作成しなければならない。
2 職員相談員は、前項の規定による記録を年度ごとに取りまとめ、公平委員会に報告しなければならない。
(秘密の保持)
第7条 職員相談員その他の苦情相談に係る事務に従事する職員は、申出人の職及び氏名、苦情相談の内容その他の苦情相談に関し職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。当該事務に従事しなくなった後も、同様とする。
(任命権者の配慮義務)
第8条 任命権者は、職員相談員に対して苦情相談を行ったこと、苦情相談に関し職員相談員が行う調査に協力したこと等に起因して、職員が職場において不利益を受けることがないよう配慮しなければならない。
(公平委員会及び任命権者の協力)
第9条 公平委員会は、任命権者に対し、苦情相談に係る事務について情報の提供、研修の実施、助言その他の必要な協力を行うものとする。
2 前項に規定するほか、公平委員会及び任命権者は、苦情相談に係る事務に関し相互に連携を図りながら協力するものとする。
(補則)
第10条 この規則に定めるもののほか、苦情相談に関し必要な事項は、別に定める。
附則
この規則は、公布の日から施行する。
附則(平成28年3月30日公平委規則第2号)抄
(施行期日)
1 この規則は、平成28年4月1日から施行する。