遠軽町

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新着情報スキー場ブルーライトアップ事業に関する報道について強く抗議します!

スキー場ブルーライトアップ事業に関する報道について強く抗議します!

 本町の新型コロナウイルス感染症対策事業の一つでありますロックバレースキー場ブルーライトアップ事業について、コロナ対策に便乗した交付金の使い方をした問題のある事業の一つとして紹介され、コロナ対策と関係ないことが疑われる支出があるとして、本事業について疑問視する報道がされています。
 11月25日には、TBSテレビの朝の情報番組「グッとラック!」にも取り上げられ、前日に副町長が番組ディレクターからの取材を受け、当時の病院の危機的な状況や病院関係者の方々からの感謝の言葉をいただいたことなどを含めて説明したところです。
 「グッとラック!」の放送内容は、コロナ対策に便乗した交付金の使い方をした問題のある事業の一つとして紹介され、当時の医療現場の実態や事業の趣旨を全く理解していない実に不誠実な番組内容でありました。今回のテレビ報道は、本町における医療従事者の苦労されている実態や本事業に対する医療従事者の反応についての取材及び事業の趣旨を無視する批判的な報道であり、不本意であるとともに強い憤りさえ感じています。
 本年2月に北見市で北海道初の新型コロナウイルス感染症に係るクラスターが発生し、遠軽厚生病院は、オホーツク管内の基幹病院である北見日赤病院に過度な負荷をかけないために積極的に患者を受け入れるなどの対応をしてきました。これは北見日赤病院がコロナ対応で他の患者の治療ができなくなるとオホーツク全体が医療崩壊を起こし、脳疾患などの患者の命を救えなくなるからです。
 遠軽厚生病院では4月中旬から院内感染が発生し、さらに町内の障がい者支援施設においても集団感染が発生し、最終的に遠軽厚生病院関連では17人、障がい者支援施設では11人の患者が確認され、医療・福祉従事者のたゆまない努力により、7月2日をもって施設関連のクラスターは全て終息しました。
 この間、遠軽厚生病院では、家族に高齢者がいるためホテルに宿泊する職員、自身が感染する恐怖を抱えながら働いていた職員、院内のコンビニの休業や自動販売機の補充停止のため食事や飲み物に困る職員、家族が勤務する会社を出勤停止になるなど、多くの職員が精神的に追い込まれ、中には誹謗中傷を受けることもありました。まさに医療従事者が疲弊し、医療体制が崩壊寸前の状況にあったと言えます。
 遠軽厚生病院は、遠紋地域1市7町村を抱える最大の基幹病院であります。町としまして、何としても医療崩壊を防ぎ、地域医療を守らなければなりません。
 このライトアップ事業は、昼夜を問わず、命がけでコロナウイルスと闘っている遠軽厚生病院職員及び障がい者支援施設職員をはじめ医療・福祉従事者に対し、敬意と感謝を込めて厚生病院はもとより中心市街地から見ることができるロックバレースキー場にて、5月12日から6月30日までの期間で実施したものです。既にスキー場としての営業期間は終了しており、照明設備を便乗して改善した訳でもありません。また、町内の民間宿泊施設など複数の事業所においても同時期にブルーライトのライトアップを自主的に実施されており、町ぐるみの取り組みとなったところでもあります。
 町としましては、このほか医療・福祉機関への支援として、大通りのふれあいパークにおいて医療・福祉従事者への応援メッセージの映写や町営バスの車体に応援メッセージを掲示するなどのほか、マスクの配布や支援金の支出、役場職員有志から遠軽厚生病院及び障がい者支援施設職員へ夕食のお弁当や飲み物の差し入れなどを実施してきたところです。
 ライトアップ事業に対する医療関係者等の反応についてですが、遠軽厚生病院稲葉院長から「スキー場のブルーライトは病院からもハッキリ見え、全町民に応援していただいている事を実感し、本当に勇気づけられ、感謝しています」と北海道新聞や同病院のホームページにコメントするなど、医療・福祉従事者から感謝の気持ちが寄せられており、また、町へも直接感謝の言葉をいただいているところです。
 このことから、ロックバレースキー場ブルーライトアップ事業に関して、コロナ対策と関係ないことが疑われる支出として疑問視する報道については、繰り返しになりますが、実に不本意で強い憤りさえ感じているところであり、強く抗議をします。

 令和2年12月24日
            遠軽町長 佐々木 修一

このページの問合せ先
遠軽町総務部危機対策室
電話:0158-42-4811 FAX:0158-42-3688