暴風雪に備える


 ここ数年、北海道では大雪や暴風雪の影響による道路の通行止めや交通機関の運休・欠航などの交通障害が増加しています。
 また、暴風雪が原因で車の立ち往生や停電なども発生しており、被害に遭わないたためにためにも暴風雪を理解し、日頃から備えることが大切です。
 

暴風雪が発生しやすいとき

 暴風雪は、発達した低気圧が通過するときや、強い冬型の気圧配置の時に発生することが多く、風の強さや見通しが急激に変わることが特徴です。
 風が強いけれど晴れていると油断していたら、雪を伴って急に暴風雪に変わることがありますので、天気の急変には十分な注意が必要です。
 

暴風雪による被害の特徴

  1. イラスト:車の排気口を除雪する人吹きだまりになる。
    車の運転が危険になり、積雪が20センチメートルぐらいでも走行ができなくなることがあります。
    住宅では、FF式ストーブの給 排気口がふさがれ、不完全燃焼を起こす危険性があります。
    玄関がふさがれて開かなくなることがあります。
     
  2. 暴風や視界不良による歩行が困難になる。
    強風でまっすぐ歩くことが困難になります。
    雪で数メートル先も見えなくなり、方向感覚が失われ自分の位置が分からなくなります。
    車からも歩行者が見えにくくなり、道路を歩くことも危険になります。
    体温が奪われ、低体温症になる恐れがあります。
     
  3. 暴風により看板や屋根が飛んでくる恐れがあります。
     
  4. 停電する。
    電線が雪の重みや強風などで切れて停電が発生し、照明や暖房が使えなくなることがあります。
    天気が回復するまで復旧作業ができないため、停電が長期化する場合があります。
     

暴風雪で被害に遭わないためには

イラスト:最新の気象情報や道路情報を確認する家族 暴風雪による被害は、晴天から荒天に急変した時に多く発生しています。
 テレビやインターネットなどの天気予報で、荒天が予想されることを知ったときは、天気が良くても油断することなく、最新の気象情報や道路情報を事前に確認しましょう。
 特に「数年に一度の猛吹雪」「外出は控えてください」などの言葉が使われいる場合は、厳重に警戒し、無理な外出は控えてください。
  

日頃から暴風雪に備えましょう

  1. イラスト:長ぐつ、スコップ防寒着など暴風雪時に必要なもの家の中で安全に過ごすために
    停電に備え、懐中電灯、防寒着、ポータブルストーブ、 灯油、飲料水、非常食などを準備しておきましょう。
    FF式ストーブを使用している場合は、給排気口が雪でふさがれないよう確認し、こまめに除雪してください。
    なお、除雪の際は、屋根からの落雪に十分注意してください。
     
  2. やむを得ず車で外出する時
     天候の急変で、車が立ち往生することを想定し、防寒着、長靴、手袋、スコップ、けん引ロープ、非常食、飲料水などを車に用意しておきましょう。
     また、十分に燃料があることを確認してください。