下水道を大切に

 下水道は何でも流していいというものではありません。なぜかというと、下水処理施設では汚れた水をきれいにするために、微生物が汚れを食べています。しかし、特に油などの汚れが多すぎると微生物が汚れを食べきれず、処理しきれない汚れた水が川に流れ込んでしまいます。
 遠軽町では近年、下水道に流入する汚水の水質が悪化しており、このままの状況が続くと下水処理施設で汚れた水を処理しきれなくなる可能性があります。
 また、異物や油が流れ込むと、下水管が詰まったり、ポンプが故障したりする原因となり、施設の寿命を縮めてしまいます。
 このような状況を改善するためには、下水道を利用する皆さんの協力が不可欠です。一人一人が注意して、下水道を正しく利用していただくことで、大きな改善効果が得られます。特に注意していただきたい点を次に説明しますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
 

一般家庭の皆様へ

■台所では、ゴミや野菜くず、油を流さないようにしましょう。
 下水道に直接油を流すと、下水管の中で冷えて固まり、下水管が詰まる原因となります。

水洗トイレにはトイレットペーパー以外の紙、ゴミなどを流さないようにしましょう
水に溶けない紙、紙おむつ、生理用品、タオルなどを流すと下水管やポンプが詰まる原因となります。
 
 

事業所の皆様へ

 工場や事業場等からの排水は、一般家庭からの排水と異なり、下水道施設や人体・環境への有害な物質が含まれている可能性が高くなります。そのため、事業場等からの排水を公共下水道に流す場合には、下水道施設の機能を妨げないように、あらかじめ油分や有害物質等を取り除くことにより、町で定めた下水排除基準以下の水質にして流さなければいけません。この油分や有害物質等を取り除くために必要な処理施設を「除害施設」といい、事業場等は、下水排除基準に適合しない恐れがある場合、除害施設の設置が必要となります。

■除害施設の設置が必要な事業場の例
  • 飲食店、食品製造業
  • 旅館、ホテル
  • ガソリンスタンド、自動車整備工場、洗車場
  • 美容院、理髪店
  • 病院、歯科医院
  • クリーニング店
  • 印刷工場
  • 水産加工所、生コン工場
【除害施設の適正な維持管理(清掃等)をお願いします】
 除害施設は、事業場等によってさまざまなものがあります。特に飲食店、旅館、病院等の厨房排水には、大量の油脂分が含まれています。この排水を適正に処理しないで下水道に流すと、油が下水管の中で冷えて固まり、詰まる原因となります。油やゴミを直接下水道に流さないように、分離して取り除くための装置がグリーストラップです。しかし、このグリーストラップに分離した油等をそのままにしておくと、油が処理されないまま下水道に流れ込み、下水管が詰まる原因となりますので、定期的な清掃をお願いします。

■グリーストラップの管理方法(例)