図鑑といってもたいしたことなく、身近にいながら

種類の見分けが難しく、普通の図鑑を引きずり出すと

南西諸島の種類まで入ってて大変・・・

というものを、ちくちくと自分用に作り続けている

「見分け方シート」です。

ただ、完成したらそれなりに便利?なので、

そのグループに関した工作教室とか、

昆虫採集の事業などに活用しています。

少しずつ暇を見てアップしていきますので

気長にお付き合いください。

 

道東アメンボ図鑑(gif版131KB)

 道東アメンボ図鑑(pdf版59.8MB)

※アメンボを1ページはちょっと無理だったかもしれません。

特にMacrogerris亜属を同定する際は、まずオスメスを分けて、

オスなら交尾器を出して比較。メスも個体差が激しいので、

「札幌の昆虫」などを参考に慎重に同定してくださいね。

この1枚で全部見分けられる頃には何もなくても全部見分け

られるようになるというすごいシートだ…

 

道東バッタ図鑑(gif版223KB)

 PDF版(41.5MB)

※マダラバッタ類を載せていないのと、ヒシバッタの見分け方を載せていないのが欠点。

 といってもマダラバッタは直翅研の調査でなぜか1頭だけ採れた小清水産のもので、

 同行した小清水の虫屋さんも、道路工事か何かの持ち込みではないかという話で…

 ヒシバッタはそのうちヒシバッタのみの見分け方を作らないと、僕自身よくわかりません。

 とりあえず普通に見るのは全部ハラヒシバッタです。

 

道東セミ図鑑(gif版3KB)

 PDF版(16.7MB)

※道東ではセミは極端に種数が少ないので、あっという間にできた…

といいたいところですが、激レア2種の標本をそろえるには相当苦労しました。

たった5種なのでちびっちゃいです。

 

・道東アリ検索

 オホーツク昆虫研究会という、まあぶっちゃけ「知床の昆虫」という本を作るために集まった会の

 会報に連載していたのですが、会報が止まって僕の筆も止まってます。

 なんか再開しそうにないので、このページで連載再開しようかな?

 まだ途中だし、アリ自体の分類が再検討の真っ最中なので、相当かかると思ってください。

 1.亜科・属への検索(テキストのみ)

  最初は手書きの絵解きだったので、電子化してないんですよ。

  で、このページだけは分類屋っぽい文字だけの検索表です。

  ただ、検索はオホーツク圏のアリに限定して、正しい分類形質でないものも入れてあるので

  ここ以外で使えないのと、正しい検索表?でないのを注意してください。

 2-1オオアリ属(gif版40KB)

                      (PDF版355KB) 

    相当古いのと、僕自身分類の出ではないのでちょっとなじまない部分もあるかも。

    あと、いこいの森のケブカクロオオアリは、現在見つけることができません。

 2−2ヤマアリ属(gif版32KB)

           (PDF版536KB)

         連載当時は亜属分けがあったのですが、今はなくなっているので直しています。

    札幌あたりから南にはハヤシクロヤマアリという明らかに一回り以上大きい種がいますが、

    ここでは触れていません。え?見りゃすぐわかりますよ。円山動物園がおすすめ採集ポイントかな。

    そもそもクロヤマアリ自体本州のとやや形が異なるので、クロヤマとヤマクロヤマは

    生きてる時に野外で色を見て区別して、あとで高倍率の顕微鏡で軟毛密度を見るほうがいいです。

    個体差や標本になった時の状態によって非常に見分けづらいことがあるので、

    基準にできる比較標本は必須かも。最普通種にして難物です。

    それと、ツヤクロヤマアリは本別町産を検しているのと、津別町相生でメスの羽アリを得ています。

    が、いずれも低地型の黒くて頑丈そうなやつ。高山もあちこちのものを採りましたが、

    例外なく低地産と同種には見えない褐色の体と、軟毛密度も低い独特のものです。

    だれか調べてほしいのですが…

3−1ケアリ属の亜属までとケアリ亜属の種まで(gif版47KB)

                            (PDF版602KB)

    ケアリ亜属、これも同定に苦しむグループです。

    やはり基本は野外でしっかり体色やサイズを見極めておくこと。

    最普通種のトビイロケアリの個体変異が激しいので、まずこの種をたくさん見て

    目を養うことからですねー。ま、道東では種数が少ないですから。

3−2クサアリ亜属、キイロケアリ亜属とアメイロケアリ亜属の種まで(gif版46KB)

                                         (PDF版602KB)

    アリ屋以外にも人気のクサアリ亜属(ムモンアカシジミや各種甲虫類が共生するので)

    ですが、働きアリでの同定はかなりの慣れが必要で、慣れるとまた疑問がわいてくるという

    非常な難物です。それを示すように学名はほとんどの種が2転3転しており、さらに最普通種の

    クロクサアリは3種が混在していたようで、近々丸山氏が記載するようです。

    また、アメイロケアリ亜属の2種も、慣れると働きアリで区別がつくようですが、資料がないので

    肉眼ではっきりわかる女王アリで区別しましょう。

おまけ

3−3ケアリ亜属の女王(メス羽アリ)での見分け方(gif版43KB)

                              (PDF版581KB)

    そもそも働きアリはその「働き」のために特殊化し、収斂した存在なので

    確実な同定に向いていないのは仕方ないことです。現在オスアリによる分類の再検討が

    世界的に進んで、日本人も華々しい成果を上げているようで、いずれアリ類も相当クリアに

    整理されると思います。が、ここでは最も見分けやすい女王アリでの区別法を示します。

    といってもケアリ亜属はやや難ありなのですが…

3−4クサアリ亜属、キイロケアリ亜属、アメイロケアリ亜属の女王(メス羽アリ)での見分け方、

        およびアメイロアリ属の見分け方(gif版35KB)

                        (PDF版592KB)

    これもやはり女王で見分けた方が悩みが少なくていいです。アメイロアリ属はこの辺では

    たった2種で、普通種のアメイロアリは派手なカラーリング、まだ1例しか見ていないサクラアリは

    黒っぽい地味な色で、いずれも小型種ですが属までたどり着けば楽勝です。

    ここまででヤマアリ亜科は終了。あとはフタフシアリ亜科という厄介なグループを解説して、

    特に説明していない亜科や属については1ですでに解説しているので省略します。

 

4−1クシケアリ属の見分け方その1(gif版62KB)

                      (PDF版1.7MB)

   フタフシアリ亜科の属までの検索を作ろうかと思ったのですが、すごい大変なので

   よく目につくグループから順に、属の特徴からスタートして解説することにしました。

   (というか、複数の種が分布している属がたった3つしかないので)

   まだまだ新種が出るグループなので、とりあえず暫定版です。

4−2クシケアリ属の見分け方その2(gif版83KB)

                      (PDF版1.1MB)

   ここでは最普通種のシワクシケと酷似しているキイロクシケをあげていますが、

   ヨーロッパのレビューでキイロクシケ(M. rubra)の分布に日本が入っていない以上

   何らかの分類学的措置がほしいところで、僕も自信を持って「これがrubra」といえるものを

   持っていません。あと、見分けが超簡単なクロキクシケと、意外にわかりやすいけど

   どこでとれるかさっぱりわからない(丸瀬布では2か所の渓流沿いの湿った倒木下から

   得ていますが、図鑑では乾いた尾根になってますね…)オモビロクシケをちょっと解説。

4−3クシケアリ属の見分け方その3(gif版76KB)

                      (PDF版1.0MB)

   これぞ難物、エゾクシケアリ系を解説しています。エゾクシケアリ自体は大型で砂地に多く

   色も表面の網目状のしわも独特、肉眼で楽に区別できるぐらいですが、これの少し小さいやつが

   きわめて難解、というかまだ決着していないと思います。決着しないまま1種記載されちゃってるし…

   乱暴に僕がバッサリ言ってしまうと、触角の屈曲角は、キタとカドは間違ってる。で、カドは

   新種記載されたonoyamaiと同じもの!これだと同定で悩むことは一切なくなってオールハッピー、

   なんていうほど分類能力もないので、誰かがやってくれるようにサンプルを集める以外打つ手がありません。

4−4クシケアリ属の見分け方その4(gif版53KB)

                      (PDF版907KB)   

   ツボクシケアリ系2種の見分け方(孫引きですいません)です。ただでさえレアな種類が2種になって楽しいと

   言えばそうですが、肉眼ではっきり区別できる2つの個体群を調べたけれど、どちらも今のところツボ…

   ただオスアリ等のサンプルもそろえて多産地も見つけてあるのでそのうち、ね。

   普通の森林内でとれるのは普通のシワクシケとかと同じ色彩で、単独で歩いていることが多い、

   火山地帯でツヤクシケアリを探しているとやたらいるのはくすんだオレンジ色で、どうも盗食してるっぽい

   (ツヤクシケのコロニーを掘ってると出てくる)というのが僕の知見。でも、どっちもサメ肌状じゃないですね。

次はこれも種数が多いムネボソアリをやってしまえば、同定に迷うような種はないので簡単に属の解説で終わりそうですが

まだ全種類を見たわけではないのでちょっと躊躇しています。あと1種だけだったかもしれませんが…

だれか希望があればそのうちまとめます。

 

・道東マルハナバチ見分け方シート

 gif版(129kb)

 pdf版(171Mb)

工作教室のおまけ用に急造したものなので、もうちょっと写真がそろえば改良していきます。

道と東大で勧めているパンフレットも参考に、セイヨウオオマルの駆除に参加してもよいと思われる方は

いちおう各振興局(元支庁)に申請されて、ホームページから必要書類をプリントアウトして

くれぐれも事故に気をつけてご参加くださいませ。(道の方でもあくまでも自己責任自己負担で

参加してくださいというお願いですので…すみませんが当館としても責任は取れないのです)

この見分け方シートは必要があればどのように使っていただいても構いません。  

 

・このあたりにいる赤トンボと見分け方

道東アカトンボ図鑑(gif版131KB)

 道東アカトンボ図鑑(pdf版256MB)

これらのファイルはAdobe illustratorで作成しました

まだちょっと不完全な部分がありますが、現状で出来るものを作ってみました。

だいたい北海道全域でもカバーできてるんじゃないかと思います。

 

 

 

丸瀬布昆虫生態館

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